企業情報

特別な日、特別な場所に行かなくても良い。
家で暮らす日常が、もっとも幸せと感じる住まいを造っています

株式会社ラスタ工務店

代表取締役会長

七里 学

MANABU SHICHIRI

私たちは創業以来20年以上、高気密高断熱住宅を手掛けてきました。20年前は安さと広さを求める方が多く、その中で性能値の重要性をうたった私たちは、異色の存在だったと思います。ですが、そこにこだわったのは使い捨ての家ではなく、価値として残せる先々、先々代からの家づくりへの想いがあったからです。

私が幼い頃から住んだ家は木造の住まいで、庭に木々が茂りそこで遊ぶのが当たり前でした。柱についた傷も色褪せたふすまなどもいい思い出です。ですが、住宅のトレンドが変わり、傷は汚れとなり、色褪せたものは取替となった住まいは、どこかに寂しさを感じました。
家は家族のために建てる方がほとんどです、思い出の残らない家では愛着もわかない。取り壊し、建て替えが当たり前になって当然です。
だからこそ、自然素材にこだわり、傷も色褪せも経年変化で愛せるブルックリンスタイルを展開してきました。そして現在では、中だけでなく外への心地よさも求められるようになってきたと感じられます。

住まいが住み継がれるためには、建物の性能やデザインだけでなくもう一つ重要な要素があります。それが、その土地や環境も魅力的であること。私もそうですが、出張などで車で都内へ出て、群馬へ帰る。関越道を走り、山々が見えるとどこか安心するのです。
コンクリートや鉄骨の建物は丈夫かもしれません。ですが、そこで寛げるかは別です。緑が茂り、山の稜線が見える地こそが群馬であり、私たちが還る場所だと思います。